こんにちは、【MONObASE】店長 ショージ です。
今回はバーベキューグリルの正しい選び方について紹介します。
お客様から時々お店に質問がありますが、
「私に最適なバーベキューグリルってどれですか?」
「一番良いバーベキューグリルの選び方が分からない」
との声をよく聞きます。
この答えは、その人のイメージするBBQスタイルによって変わります。
そこで今回は、スタイル別に「最適なBBQグリルの選び方」を紹介します。
■本格派は炭火、お手軽派はガス
まず最初の分かれ道は、ガスグリルにするか、炭火グリル(チャコールグリル)にするか。
この選択がグリルを購入するお客様にとっては最大の悩み所です。
私が、インストラクター資格(まだまだ初級ですが、、、)を持っている日本BBQ協会では、基本的には炭火を使ったバーベキューを教えています。
本格的なBBQを行いたいなら、絶対に炭火グリルを使うべきという理由だそうです。
※炭火からは”遠赤外線”という熱線が出ています。
”遠赤外線”は、焼くものの内部にまで熱を通しやすいという性質を持っている為に、肉の表面を焦がさずに中まで火を通すことができます。
分厚い肉を焼きたい時や、鳥肉・豚肉など中までよく火を通さないといけない食材に対して、炭火はとっても効果的です。
但し、その反面デメリットもあります。
炭火グリルは炭を扱う上での手間、面倒さが弱点です。
炭は火おこしするのが大変ですし、燃え残った炭の後片付けも問題です。
ガスグリルなら、火おこしも簡単、燃え残りも出ませんから、準備や後片付けの面倒さから開放されます。
つまり、手軽にBBQを行いたい人はガスグリルを、本格的にBBQをしたい人は炭火グリルをおススメします。
炭火グリルの場合、日本BBQ協会でも推奨している
”BBQ三種の神器”のうちの2つ
「チムニースターター」や「火消し壷」を持っていると、準備や後片付けがかなり楽になりますよ。
ちなみに残った炭を「地面に埋める」ことを推奨している本もあるようですが、炭は生ごみのように微生物が分解してくれたりしませんので、地中に埋めると、環境破壊に直結するのです。
炭は絶対に地面に埋めずに火消し壷等に入れて持ち帰りましょう‼
■収納余裕があれば、蓋付きグリルを
炭火でもガスでも共通して言えることですが、出来る限り蓋付きのグリルを購入して下さい。
蓋が付いていれば、蒸し焼きが簡単に行えるので、調理の幅が広がります。
また風の強い時、砂塵を避ける目的でも使えます。
但し蓋付きグリルは、収納時もスペースを取る欠点がありますので、持ち運びをする際は車のトランクスペース等を確認の上、購入しないといけませんね
その他のポイントとしては
・グリルの足が丈夫で安定感のある物
・(蓋付きグリル)開閉できる通気孔が付いている物
・グリル(焼網)の大きさ 使用する人数によって変わってきます。
目安 | |
2~3名 | 37㎝~ |
4~6名 | 47㎝~ |
7名以上 | 57㎝~ |
などをチェックして下さい。
予算や家の収納スペースに左右されることも多いかもしれませんが、限られた条件の中からも上記の項目を参考に、よりベストな一台を選んで下さいね。
使いやすいグリルを持っているだけで、バーベキューの楽しさは一段と増してきますよ!
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